母、バスの旅へ

母、バスの旅へ

私の母の武勇伝はたくさんあります。

その中でも、これは嫌だという思い出が「バスの旅」です。

私の住んでいる地域のイベントで、「路線バス一日乗り放題」というものがあります。

1枚、2000円のチケットを購入するとその日1日、バスが乗り放題になります。

ゆっくりバスに揺られて旅をするのも悪くないと思ったのか

母は家族に何も言わず、チケットを2枚購入したのです。

母の予定では父とデートしながらバス旅をしたかったというのですが

あいにく父が仕事の関係でなかなか休みがとれず

とうとう期限が来てしまったとうのです。

案の定、当日に私のところに電話がかかって来ました。

「お母さん、お父さんとバス旅に行きたかったけど

 お父さんいけないっていうから、一緒に行こう」

しょうがなく私を誘ってる感じにイラっとしますが

両親が仲がいいので、嬉しくも感じます。

どうしてもチケットを無駄にしたくない母に負け実家へ戻り、

実家近くのバス停から最後のバス停まで旅をする事にしました。

長旅になることも踏まえ、予め飲み物と食べ物を購入し

いざバスの中へ。

バス旅なんて始めてだったので、最初は嫌嫌だった私ですが

バスに乗るとテンションが上がって来ました。

出発して数時間は買ってきたお弁当や飲み物を食べ

会話を楽しみ、風景を見ながらバス旅をしていましたが

そのうち風景にも飽きてきたのか、母がうとうとし始めました。

誘ったのは母なので、ここで寝るのはなしでしょというと

お腹がいっぱいだから眠いというのです。

眠気はしょうがないと思い、母を寝かしてあげると

全然起きる気配がありません。

それにバスのシートって硬くて、座り心地もいまいちなので

ずっと起きている私としてはお尻が痛くなってきます。

さすがにちょっと立ちたいなと思っていると、ようやく母が目を覚ましました。

やっと起きたかと思うと、「お手洗いに行きたいから今度のバス停で降りよう」というのです。

ずっと座っていて立ちたかった私は母に同意し、次のバス停で降りる事にしました。

ちょうど降りたところが繁華街だったので、すんなりお手洗いに行くこともでき

さて、バス旅を続けようかというと、気が変わった母は繁華街で買い物を始めたのです。

バス旅は?というとちょっと休憩といい。なかなか買い物をやめません。

おかげで最終バスの時間になり、あわててバスに乗り込み家路に付きました。

当初の予定とはだいぶズレましたが、母が満足していたので結果オーライかなと思っていると、

「やっぱりバス旅は疲れるね。今度はクッションもってバス旅しようね」と言ってきたので

「今度はお父さんと行ってね」と遠回しにお断りしました。

もう、あんなお尻の痛い旅はこりごりです。

プリウスphv

いい加減やらないとマズイです

子供の夏休みの宿題は、めずらしく七月から頑張らせて早々に終わらせたというのに実は私のほうが「まぁまだ先でいいや」と先送りにしているものがあります。

1学期が終わって夏休み前に、学校からいろいろなものを持ち帰ってきますよね。

そういうものがバラバラにならないようにひとまとめにして寝室に「とりあえず」置いてあるのですが。なぜ「とりあえず」かというえば、これをチェックして、例えばクレヨンやらクーピーやらの色がないのを補充したり、お道具箱のなかを整頓してやったりしなくちゃならんわけです。

だいたい、ちらっと見ただけだけど、子供のお道具箱ときたら、なぜか古いお手紙が入ってたり、折り紙の切れ端が山ほど入ってあり、かと思えばずっと探してた赤鉛筆があったり、と、ごちゃごちゃ状態です。

これを整理して、持ち物をちゃんと整えるというのは思ったより面倒な仕事なんですよね。さすがにお兄ちゃんのは本人にやらせてますが、これもやっぱり親が確認しないと適当だし。

まして末っ子の1年生のは、まったくもう私がやらないとどうにもなりません。

それに新学期には実は「新しいぞうきん」だの「防災頭巾カバーのほつれを修復しておくこと」みたいなちょっとした手作業モノがあったりして、これが私のなかでは億劫で「あとまわし」にされているものの代表格です。

もう新学期まであと1週間をきりました。

いい加減手をつけないとまずい……のです。だいたいクーピーだって、補充するには大きなスーパーとかいなかいとバラで売ってないし、そういう買い物も用事もあるはずですから。

子供にはあれほどウルサク「早くやらないと夏休みなんてあっという間だよ」と怒鳴っていたくせに、自分がかかわることになると「ま、後でやればいいか」……。

これがイケナイんですよね。

子は親の鏡といいます。きっとなんだかんだと私のやり方をそっと子供たちは見ていて、「どうせママだってやってないじゃん」なんて思ってるのでしょうね。そして、怒られるからしょうがないからまだやっているけど、だんだんと大きくなるにつれて、私が怒鳴ったところで「フン」と聞き流されてしまうことになるのでしょう。

やっぱり、まず親が体で見本を示さないと、ね。

しめしがつかないってもんです。ああ、やばい。今夜こそ絶対にやろう。