おっちょこちょいの母

おっちょこちょいの母

私の母はおっちょこちょいです。

天然といってもいいと思います。

ある日、自宅の電話がなったので電話に出ると

相手からの声がまったく聞こえないのです。

「もしもし」と繰り返しても返答はなく、いたずら電話かなと思い

そのまま切ろうとすると、電話の向こうからボタンを押す音が聞こえます。

ますます気持ち悪くなり、そのまま電話を切りました。

するとしばらくしてまた電話がなったので、おそるおそる電話にでると母からでした。

母はなぜか怒っており、なんで電話を切るのと私に言いました。

え?さっきの電話はお母さんだったの?と聞くと、母は受話器の向こうでずっと

私に話しかけていたというのです。

しかし私に声が届いていないと気付き、あわてて自分が母であるという事を伝えようと

ボタンを押していたというのです。

「なんでわからないの?ボタンの位置を微妙に変えて、お・か・あ・さ・んって押してたでしょ」

とむちゃくちゃな事をいうのです。

確かにあの時のボタンの音程は微妙に違っていて、言われてみればおかあさんと聞こえるかもしれません。

しかし相手が誰だか分らない段階ではただの気持ち悪いいたずら電話です。

いたずら電話だと思ったから切ったと母に伝えると「もう」といって電話を切ってしまいました。

何か伝えたくて電話をしたはずなのに、単なるクレーム電話になってしまったのです。

何かあったはずだけど、と思いながら受話器を戻すと

またすぐに電話がかかってきて、「あんたのせいで、用事を言う前に切ってしまったさ」とまた一人で怒ります。

これにはさすがに笑ってしまい、「ごめんね」と謝るしかありません。

そんな憎めない母ですが

おっちょこちょいすぎて、父も私も悩むことがあります。

一緒に買い物へ行くき、パンを購入する時はきまって

母はパンを手にもつ癖があります。

母曰く、冷たい物と一緒にするとパンが硬くなるから嫌だというのです。

嫌ならしょうがないとそのままレジへ進み会計をすませ

車へ乗り込もうとすると、「どうしよう!」と母が大声で叫びました。

何事かと思い、どうしたの?と聞くと

どうやらパンを手に持ったままレジを通ってしまい、パンの会計が済んでいないというのです。

びっくりする私に、「謝って会計してきて」と人任せになります。

そのままレジを通れた事にもびっくりしますが、後始末を私に任せる事にもびっくりです。

しょうがないので、私がレジまで戻り事情を話しお会計をしてもらいました。

1度や2度くらいのかわいいもんじゃありません。

父と私に散々怒られますが、翌日はケロっとしています。

おっちょこちょいの母をもつ私は、自然としっかりするようになりましたが

最近はそんな母に似てきた自分が怖いのです。

ホンダエヌワン

汗っかきライフ

汗をかかないのはよくないことだと言われてますが、世の中には汗っかきの人もいるもので、うちの夫はそのタイプです。

とにかく、ひどい汗っかきなのですよ。

ちょっと動いただけで額にびっしり汗かいてるし、寝汗もすごいんですね。朝起きてから、窓あけて、ベッドメーキングするわけですけど、夫のシーツだけびっしょりです。正直、ちょっと、あの、気持ち悪いというか……。

シーツも毎日洗濯するのもあれなんで、夏場でも3日おきぐらいですけど、私のベッドのシーツは1週間ぐらい変えないのもざらにあるんで、それだけでも夫の汗かきがどれほどすごいかわかるというものです。

汗かき、と暮らすということは、洗濯物が増えるということです。夏場は一日3回、洗濯機をまわすことも珍しくありません。洗濯機を回すのだけなら器械ですから楽チンですけどね、問題は洗濯というのは、洗って干して、とりこんで畳んでしまう、というすべての動作が終了しないと意味が無いってことですね。

干すのも面倒ですが、取り込むのと畳むのも意外と時間がとられるし、家族が多ければそれぞれに仕分けして運んでしまうのだって、ばかにならない労力ですから。

さらに汗かきがいる家は、「飲み物補充」が大変なのです。

平日は当然ながらお仕事に行っているのでまだいいのですが、週末ともなると大変です。

夜御飯にビールは、これはまぁ、私も飲んべえなので特に何も申しますまい。

しかしながら、麦茶消費量の多さには愕然とします。節約のため、わが家では麦茶は自分のところでわかして作っているのですが、冷蔵庫用の保冷水筒に朝作って、昼作って、夕方作っていれても間に合わないのです。これはもちろん、子供たちが飲むせいもあるのだけど、見ていると、夫はしょっちゅう冷蔵庫のドアを開いては麦茶をゴクゴク飲んでる。合間にアイスコーヒーいれたり、コンビニで自ら炭酸買ってきたりしているにもかかわらず、です。

汗として出しているぶんを補充するのは健康上でも必要なので文句はありませんが、それにしても気付くと麦茶をわかす週末には正直、ちょっとうんざりなのです。

若い頃は、「私の夫はお酒が強くてかっこいいわ♪」なんて思ってたけど、要するにビールなんてすぐに汗になって蒸発していたから酔わなかったのでしょう……。

水がわりに飲まれてもねぇ(苦笑)